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奇才・三谷幸喜監督の最新映画「ザ・マジックアワー」の完成披露試写会とイベントが14日、東京・六本木ヒルズで開かれ、主演の佐藤浩市さん(47)や妻夫木聡さん(27)、深津絵里さん(35)、綾瀬はるかさん(23)ら豪華な出演陣がフォーマルな出で立ちで、3台の白いリムジンに分乗して会場に到着。タイトルの「アワ(泡)ー」に引っ掛けてシャボン玉が飛び交う中、赤じゅうたんを歩いた。三谷さんといえば、軽妙なエッセーやトークでおなじみだが、綾瀬さんは「止まる位置とか、指示がとても細かくて、監督自身のイメージにはまらないと、なかなかOKが出ない、厳しい監督でした」と評していた。

 この作品は、三谷監督にとって4作目の映画。街を牛耳るボス(西田敏行さん)の愛人(深津さん)に手を出してしまった手下の備後(妻夫木さん)は、命を助けてもらう替わりに伝説の殺し屋を探し出すことを約束する。期日が迫っても見つからないため、無名の役者(佐藤さん)を雇い、殺し屋に仕立て上げたが……というギャング風の登場人物が活躍するオリジナル・コメディー作品。

 三谷監督といえばカメラを長回しすることで有名だが、綾瀬さんが「今回は(長く)なかったんですよね」と話すと、すかさず監督が、笑顔がかわいい綾瀬さんに対し、「長回しはかわいそうだなと思って、細かく(カットを)割らせていただきました」と説明。初めてコメディー作で、売れない役者を“怪”演した佐藤さんは「ハードルは高かった。監督は『台本は監督からのラブレター』だと言っていましたが、僕には果たし状のように思えた。なんだこんなもんかと思われないようにやろうと思いました」と、真剣勝負で役作りをしたという。

 また、初めて七・三分けの髪型で臨んだ妻夫木さんは「声を出して笑ってしまうほど台本が面白かった。見終わった後、爽快感、満足感があって元気をもらえる映画になった」と出来に満足した様子だった。深津さんは「今回はかなぐり捨てて頑張りました」と、ボスの女を妖艶(ようえん)に演じ、挿入歌では歌声も披露している。三谷監督は舞台あいさつで口から万国旗を出すマジック(手品)を披露。会場の失笑を受けて「マジックはしょぼいですけど、最高のスタッフ、最高のキャストで誰も見たことのない最高の映画が出来たと思う」とヒットに自信を見せていた。

 コンビニの「ファミリーマート」では、この作品の公開記念に三谷監督がプロデュースしたメロンパンやパスタなどの食品7点を6月3日から全国の店舗で販売する。映画は6月7日から全国東宝系でロードショー予定。

Posted by allstar777 at 痞客邦 PIXNET Comments(0) Trackback(0) Hits(17)